■もやしの発芽とともに変化する栄養■
もやしは豆類から発芽したものですから、 良質のたんぱく質が多く含まれています。乾燥した状態では活動を休止していますが 豆は水分を与えると酵素の働きで、新陳代謝が急激に変化します。

発芽すると豆の 成分は、上記の図のように炭水化物→糖分 飽和脂肪酸→不飽和脂肪酸 たんぱく質→アミノ酸(中国産緑豆は東北部の吉林省の種子がたんぱく質が多いので味の良いもやしになります。) に変化し ます。また大豆には微量にしか含まれていないビタミンC、アミラーゼが発芽することによって増えます。
■もやしの栄養的特徴・栄養成分表■
もやしは植物性タンパク質の豊富な豆が発芽したものですから、豆の栄養的特徴を備えています。 他の野菜に比べて多量のタンパク質を含んでいますし、ビタミンC、アスパラギン酸、カルシウム、鉄分、食物繊維、ミネラル、ビタミンB1の含有量 が豊富で生命に欠かせない養分が豊富に含まれています。
発芽によって生まれたアミラーゼなどの消化酵素は、胃腸機能を整え、食欲不振を撃退。ビタミンCは生命力の 源といわれるほど重要なビタミンで、成人病にも有効です。消化の悪さが難点だった豆ですが、もやしになると胃腸にやさしい食べものに変わってしまうのです。
また、食物繊維が含まれているため、腸の働きを助けます。もやしの食物繊維は便秘や肥満を予防して腸の若さを保ち、 大腸ガン、動脈硬化、糖尿病などさまざまな成人病の予防に役立ちます。
昔から中国で疲労回復や滋養強壮の食べ物として珍重されてきました。
また、 肝臓の機能を高めるといわれているので、飲み過ぎた時にもおすすめです。
沖縄では「長寿の秘薬」として常食にされています

■日本食品標準成分表2010より■

■成分の特徴■
アスパラギン酸
アスパラギン酸はエネルギー代謝を助け、疲労に対する抵抗力を高める効果 がある。
ビタミン C
身体の免疫作用を強化し、肌の美しさを保つために大切なビタミン。
不足すると肌が荒れ、疲れやすくなり、身体の免疫作用も衰え、成人病の危険性も出てくる。 
組み立てビタミンが土台を作った後に肌が荒れたとき働く。
入ってきてしまった細菌やウィルスを、ビタミンCが白血球を通して捕まえる。
コラーゲンの生合成に関与。
ビタミン B1
脳の栄養源となるのは糖質。
この糖質の代謝には、ビタミンB1が必要不可欠。
ビタミンB1を豊富に含むので、疲労回復にとてもいい。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える時に必要なビタミン。
糖質が分解され、エネルギーに変わる時に不可欠。
筋肉に溜まっていく疲労物質、乳酸の除去にも力を発揮する。
元気を出したり、疲れを取るのに必要なビタミン。
また、神経系も調整してくれる。
不足すると、かっけ、多発性神経炎
カリウム
心臓機能・筋肉機能を調整。細胞内液の浸透圧を一定に保つ。
鉄分
毎月来る生理によって、女性は20mg〜25mgの鉄分が失われる。
赤血球のヘモグロビンの構成成分として、酸素の運搬に働く。
酵素の成分として酸素を活性化し、エネルギーの再生を助ける。
肌の血色を良くする。
病気に対する抵抗力をつける。
体温を維持する。
食物繊維
第六の栄養素。
人の消化酵素で消化されない食品中の難消化成分の総体である。
食物繊維は、有害物質に付着し、それを排出する。
また、コレステロール値を下げる。大腸ガンの予防。整腸作用。


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